小樽マメイカ 第6戦 穂先の差
仕事終わりに小樽へ出釣したのは先週のこと。
今季定点観測している場所は波・風・潮がひどく、釣りにならないため断念。
夏にマイカを釣った場所へ。
こちらは一転、波も風もありません。
投光器をつけた先行者に声をかけると、15杯ほどあがっているとのこと。
期待をもって少し離れたところで開始しますが、20分ほどやって反応ありません。
ダメもとで防波堤先端へ向かうと、濁流の激流。
エギが持っていかれて釣りになりません。
先端からまっすぐ、内側、外側、40分ほどやって全く反応なし。
少し流れが弱くなってきたかなと思ったときにようやく1杯。
ボトムから少し上で、激渋というアタリではありません。
しばらくして1杯追加しますが、その後が続きません。
ベイトもおらず、ポイントも絞り切れず断念。
ランガンしながら防波堤を戻ることにしました。
すると、少し戻った港内側でヒット。
中層、近め、アタリも活性が高いときのものです。
同じ場所にもう一投すると、反応があり、数投後にヒット。
今日はこの場所かもしれないと荷物をおちつけ、粘ることにしました。
海面をヘッドライトで照らすと、30杯ほどのマメイカの群れが泳いでいます。
観察していると、数分おきに回遊してきます。
回遊してきたタイミングでエギを落とすと…ヒット。
これは、連続ヒットの予感。
ヘッドライトで照らしながらのサイトフィッシングでポツポツ釣れます。
しかし、エギに関心を示すものの抱き込みが浅い。
岸際まで来る回遊ルートだったので、穂先の柔らかい別のロッドを用意し、自作スッテ、市販スッテ、エギのセットで置き竿にしてみることにしました。
すると、この置き竿が本日のアタリでした。
自作スッテ、市販スッテ、エギに満遍なく回遊してくるたびにかかります。
シャクるタテの誘いには反応が悪く、竿を置いて潮の流れに乗せて左右にゆらゆらさせるのが良いようです。
一方、キャスティングしているかけ調子のハリのあるロッドでは全くアタリが現れません。
結果は、9対1くらいで穂先の柔らかいロッドの勝ち。
ロッドを持つからダメなのかと両方の竿を置いてみても、かかるのはだるんだるんの穂先の柔らかいロッドの方。
市販スッテとエギは同じ種類のものを使っていたので、ロッドの差ということなのでしょう。
マメイカ釣りはこういう圧倒的な結果の差が出るときがあり、奥が深い。
雨風が強くなるまでの30分くらいの間、二刀流で18杯。
実釣約3時間で計20杯。
面倒くさがらず動いて良かった。
以上です。